「OBS×YouTube Live」発配信のやり方まとめ!初心者でもできた準備と設定の流れ

泡沫くろい
泡沫くろい

配信にもチャレンジしてみました!

泡沫くろいです

最近ようやく、YouTubeで初めてのライブ配信に挑戦してみました!

OBSは録画用に使っていたけど、ライブ配信として使うのは今回が初めて。

ストリームキーの設定や、わんコメでのコメント表示、YouTube側の予約配信など、意外と知らないことだらけで、ひとつずつ手探りで進めていきました🎙️💦

この記事では、実際に私がやった準備・設定の流れを記録としてまとめておきます!

これから配信に挑戦する人の参考になれば嬉しいです🌱

配信に向けて用意したもの

配信を始めるために、まずはいくつかのツールや素材を準備しました👇

使用ソフト・サービス

・OBS Studio(配信ソフト)▶︎公式サイトはこちら

 録画に使っていたので、配信用に設定を調整してそのまま使用しました。

・わんコメ(コメント表示ツール)▶︎公式サイトはこちら

 YouTubeのコメントを配信画面に表示できる便利ツール。初回は少し手間取りましたが、慣れれば簡単!

配信に必要なアカウント設定

・YouTubeライブの配信枠作成&連携設定

 配信前に予約枠を作成し、その情報(ストリームキーなど)をOBSと連携させました。

 ※YouTubeのライブ有効化には事前の申請が必要で、最大24時間かかるので注意!(この点は後に詳しく書きます)

その他

・配信画面の素材(背景や枠など)

 OKUMONOさんの配布素材を使用して、自分の雰囲気に合うものを選びました。

・フリーBGM素材

 配信中にBGMを流したくて、ループできる音源を1曲用意。

・(任意)Vtuverモデル

 私は自作の3Dモデルを使っています。Vtuverとして活動する方はぜひ!

・(任意)VSeeFace

 Vtuverとして活動するなら。3Dモデルを動かすために使用。

・マイク・Webカメラ

 音声入力とフェイストラッキングに使用。WebカメラはVtuverで活動する時のみ。

配信に必要なソフトたちの設定方法まとめ

実際に配信を始めるには、YouTubeでのライブ設定に加えて、コメント表示ツール(わんコメ)や配信ソフト(OBS)などの設定も必要になります。

ここでは、私が実際に設定した流れに沿って、各ソフトの使い方や注意点をまとめてみました!

YouTubeでの設定

YouTubeでライブ配信をするには、まずライブ配信を有効化しておく必要があります。

これには最初の設定後、最大24時間ほどかかる場合があるので、早めの準備がおすすめです!

ライブ配信の有効化(初回のみ)

 1.YouTube Studioにアクセス

 2.右上の「作成」→「ライブ配信を開始」

 3.指示に従ってライブ配信の利用申請を完了させる(有効化まで最大24時間)

🎥 配信の予約設定

 1.有効化後、「ライブ配信を開始」から「今後の配信をスケジュール」を選択

 2.以下の情報を入力

 ・タイトル:例「雑談配信!コメント歓迎!」

 ・説明文:配信内容や開始時間など

 ・カテゴリ:雑談がメインなら「ブログ」、ゲームなら「ゲーム」

 ・サムネイル:作成した画像をアップロード(私はCanvaでサムネを作っています)

 ・公開設定:「公開」にしておくと予約告知がしやすくなる

 3.「配信ソフトを使用」→「作成」で予約完了!

わんコメでの設定

配信中にYouTubeのコメントを画面に表示するために、「わんコメ」というツールを使いました。

設定しておけば、視聴者のコメントがリアルタイムで流れてくれるので、配信に参加してくれている感が出て良い感じになります!

見た目のカスタマイズもできるので、配信画面に合わせて色やフォントを変えられるのも魅力です◎

ここでは、わんコメの初期設定と、OBSに表示させるまでの流れを紹介します。

🛠 設定手順

①わんコメをインストールする

 公式サイトからダウンロードしてインストールします。▶︎公式サイトはこちら

②YouTubeと連携する

 わんコメを起動したら、ログイン画面が表示されるのでGoogleアカウントでYouTubeチャンネルと連携します。

 ⚠ 初めてライブ配信をする場合は、YouTube側でライブ配信の有効化(最大24時間)が必要なので注意!

配信予定のライブを選択する

 ログイン後、上側に枠名、視聴URLという欄があるのでそこに枠名(例:YouTubeライブ)と視聴URL(予約した配信の          URL)を入力する。  

④表示スタイルを調整する(任意)

 わんコメ公式サイトにある「テンプレートエディタ」でフォントや文字色、アウトライン、背景の調整ができます。

 ・フォント:配信の雰囲気に合わせて選べる

 ・文字色:背景とのコントラストが取りやすい色がおすすめ

 ・アウトライン「白文字+黒縁取りなどで可読性UP

 ※ここで設定するだけでは反映されません。後ほどOBS側で設定する必要があります。

OBSでの設定

録画用に使っていたOBSですが、ライブ配信にも対応できる強力なツールです!

今回は、配信用にコメント表示・配信レイアウト・音声・YouTubeとの連携などを整えたので、その流れを紹介します。

わんコメなどと組み合わせれば、自分だけの配信画面をしっかり作りこむことができます。

配信の見た目や使い勝手に直結するところなので、少しずつ調整しながら進めていきましょう。

🛠 OBS設定の流れ

①配信画面の構成を作る

 ・ゲーム画面 or 雑談用背景を表示する大枠を作成(ソースに「ウィンドウキャプチャ」や「画像」などを追加)

 ・自分の3Dモデル(VSeeFaceなど)を「ゲームキャプチャ」や「ウィンドウキャプチャ」で表示

 ・シーンを分けておくと便利!(例:雑談用・ゲーム用・作業配信用など)

②音声のバランス調整

 ・BGM用の音源(メディアソース)を追加し、自分の声とのバランスを調整

  →声がしっかり聞き取れるようにBGMは控えめがおすすめ

 ・マイク入力は「音声入力キャプチャ」で設定済みのものを使用

③わんコメのコメントを表示する

 ・わんコメの「表示→ブラウザ」からURLをコピー

 ・OBSで「ソース」→「ブラウザ」→コピーしたURLを貼り付けて表示

 ・コメントの見た目を変えたい時は「ブラウザ」のプロパティ内のカスタムCSSのところにテンプレートエディタで作成したCSSを貼り付ける

④配信設定を確認する

 ・OBSの「設定」→「配信」タブで、配信先をYouTubeに指定

 ・予約した配信のストリームキーを貼り付ける

  →自動設定にしてしまうと予約枠とは別で新しい配信が始まってしまうので注意!

⑤出力設定を最適化する

 ・「設定」→「出力」タブで、自分のPCスペックに合った設定にする

 こちらは実際の設定画面です。

 これが最適、とも限りませんが初心者向けで安定重視の設定をお伝えします↓

設定項目推奨値(例)解説
出力モード詳細より細かい設定が可能になります
エンコーダNVIDIA NVENC H.264(新)グラボのあるPCならこちらが軽くておすすめ
レート制御CBR安定したビットレートで配信できます
ビットレート3500~6000kbps画質と回線速度のバランスに応じて調整
キーフレーム間隔2YouTube推奨設定
プリセットquality または performancequalityは画質優先、performanceは軽さ優先
プロファイルhigh互換性の高い設定
ルックアヘッドオフ初期はオフでOK
サイコビジュアルチューニングオン映像の見た目を自動で調整してくれます
GPU0通常は0のままでOK
最大Bフレーム数2デフォルトで問題なし

 ※回線速度が不安定な場合や、重いゲームを同時に動かす場合は「ビットレートを下げる」「プリセットをperformanceにする」など調整してみてください。

まとめ:配信環境を整えてみて

今回、ずっと気になっていたYouTubeライブ配信の環境を実際に整えてみて、思っていたより設定項目が多くて戸惑う場面もありましたが、なんとか無事に初配信までこぎつけることができました!

特に印象に残っているのは、OBSの配信設定を自動配信にしていて、YouTubeで予約していた配信とOBSで開始した配信が別枠になってしまったことです💦

事前に配信を予約した場合は、その予約枠のストリームキーをOBSに手動で入れる必要があるので要注意!これはかなり初心者あるあるだと思います…。

とはいえ、一通り設定を終えて一度配信を経験したことで、今後はもっとスムーズに配信ができそうです😊

これからは雑談やモデリング作業の様子など、少しずつ配信の幅も広げていきたいと思っています!

この記事が、これからVtuverや配信を始めようとしている方の参考になれば嬉しいです🫧

私の配信もぜひ見てね~!!

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