【神社と喫茶】vol.1 魚住の住吉神社と隠れ家カフェ巡り

泡沫くろい
泡沫くろい

実は紅茶と神社大好き

泡沫くろいです!

乗馬の帰り道、少し足を延ばして神社とカフェに立ち寄ってみました。

今回訪れたのは魚住にある「住吉神社」。海のそばにある静かな神社で、参拝のあとは車で少し走ったところにある「SERENDIPITY」でまったり。

神社とカフェ、どちらも癒しの時間をくれたので、その記録を残しておきます。

魚住 住吉神社

住吉神社は、海のそばに佇む落ち着いた雰囲気の神社でした。

神社を歩いていると潮の匂いがして、海の気配も感じられる心地よさ。

ここからは住吉神社についてまとめていきます。

場所

神社名と所在地

〒674-0082 兵庫県明石市魚住町中尾1031 住吉神社

アクセス方法

【山陽電鉄】

山陽魚住駅より 南へ徒歩5分

【JR】

JR魚住駅 出入口2(海側)より 南へ徒歩20分

【バス】

明石市コミュニティバス(たこバス)山陽魚住駅バス停より 南へ徒歩5分

【車】

参拝者駐車場有

私は今回車で行ったのですが、駐車場への道がかなり分かりづらいです…(3回通り過ぎました)

看板も少なく道も狭いので住吉神社のHPで道順をしっかり見てから行った方がいいと思います。

また、駐車場も線が引かれていたりするわけではなく、空きスペースに停める感じになるので邪魔にならないように車を停めれば大丈夫かなと思います。

どんな神社か

歴史や由緒

住吉神社(魚住)は、兵庫県明石市に鎮座する歴史ある神社で、**創建は飛鳥時代の文武天皇2年(698年)**と伝えられています。

1300年以上の歴史を誇り、明石市最古の神社とも言われています。

その由緒は、神功皇后(じんぐうこうごう)の伝承に由来します。神功皇后が朝鮮半島への遠征(いわゆる三韓征伐)を終えて帰還する途中、この地に船を寄せた際、海上守護の神である住吉三神を祀ったのが始まりとされます。

このことから、魚住の住吉神社は、航海の安全と国の安寧を祈る場所として崇敬を集めてきました。

現在の本殿は、室町時代に建立されたとされており、兵庫県指定重要有形文化財にもなっています。時代を超えて受け継がれてきた建築や神事からも、地域に根付いた信仰の厚さが感じられます。

祭神やご利益

住吉神社では、住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)を主祭神としてお祀りしています。

この三柱の神様は、古来より海の神・航海の守り神として崇められており、漁業関係者や船乗りを中心に広く信仰を集めてきました。

また、住吉三神は海上交通の安全だけでなく、厄除け・家内安全・交通安全・商売繁盛・学業成就なと、多くのご利益を授けてくださる神様ともされています。

境内にはお稲荷さんや恵比寿神社、厳島神社なとの末社もあり、商売繁盛や五穀豊穣、芸能上達などの願い事にも対応しているのが特徴です。

それぞれの社殿も趣があり、ゆっくり巡ってお参りするのもおすすめです。

気になったポイント

海に続く参道と鳥居

松林に囲まれた参道を進んだ先に見えるのは、海へと続く鳥居の風景。

まるで異世界への入り口のような神秘的な雰囲気に心を奪われました。

鳥居の向こうには青い海が広がっていて、「海の神様が祀られている」という住吉神社の由来にぴったりな風景です。

狛犬の表情がユニーク!

実は神社に行くと狛犬の写真を必ず撮っています。(可愛くて好きなので)

門の左右に鎮座する狛犬たち、どこか笑っているような、ユーモラスな表情が印象的でした。

普段は厳かな雰囲気の狛犬が多い中で、ここでは親しみやすさや温かさを感じます。

手水舎の石に刻まれた「洗心」

手水舎の石には「洗心(せんしん)」の文字が刻まれていました。

手や口を清めるだけでなく、心まで洗い流してくれるような言葉で、参拝前に自然と背筋が伸びる気持ちに。

藤棚に囲まれた御神木

境内奥には、藤棚に守られるように立つ御神木がありました。

立札によると「住吉の三本松」の一角として信仰されてきた木だそうで、静かで荘厳な雰囲気に包まれていて、思わず足を止めて見入ってしまいました。

藤の花の季節にはもっと素晴らしい光景が見られると思います。

力強く美しい御朱印

今回の参拝では御朱印もいただきました。

中央に大きく墨書された「住吉神社」の文字は、まっすぐで力強く、それでいてどこか優しさも感じられる筆致。

背景には朱印が2つ押されていて、中央の梅の花のような紋章は「住吉三神」を象徴するもの。

右側の印には「明石奥津鎮座」の文字があり、ここが海の守り神としての重要な位置にあることを感じさせてくれます。

御朱印は境内の雰囲気と同じく、凛とした美しさを感じさせるもので、手に取ったとき思わず見とれてしまいました。

カフェ SERENDIPITY

神社を巡ったあとの休憩にぴったりだったのが、西明石駅近くにあるカフェ「SERENDIPITY」。

落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと紅茶とスイーツが楽しめる、隠れ家的なお店でした。

外観や内装の印象

お店は道路沿いにありますが、ぱっと見は普通のおうちのような外観で、看板も大きく出ていないため見落としやすいかも。

あらかじめ写真などで外観を確認しておくと安心です。

店内はシンプルながら清潔感があり、ナチュラルテイストな木のテーブルが印象的。

天気の良い日はテラス席も開放されていて、明るくゆったりした空間が広がっていました。

注文したメニュー

この日は「チョコバナナワッフル」と「ホットディンブラ」を注文。

ワッフルは外はカリっと、中はふんわり。生クリームは甘すぎず、バナナやチョコソースとちょうどよく調和していて、最後まで飽きずに食べられました。

紅茶のディンブラは、まったく苦みがなく、ふわっとした上品な香りが広がります。ストレートでもとても飲みやすく、スイーツとの相性も◎

ほかにもスコーンやパフェなどのメニューがあり、しっかり食べたい人にもぴったりなお店です。

(とっても美味しかったです)

ひとりでもはいりやすいかどうか

私が訪れた時もひとりで来ていたのですが、店内には2人席や4人席がバランスよく配置されていて、一人でも気兼ねなく過ごせる雰囲気でした。

テラス席も含めてゆったりとした空間なので、静かにお茶を楽しみたい時にもおすすめ。

実際に最後の方に来られたお客さんもおひとりでの来店でした。

おわりに~神社で心を整えて、カフェでほっと一息~

今回は魚住にある歴史ある「住吉神社」と、隠れ家のようなカフェ「SERENDIPITY」を巡りました。

神社では静かな雰囲気の中で神聖な空気に触れ、御朱印もしっかりいただけて、心が洗われるようなひとときに。

そのあとに立ち寄ったカフェでは、丁寧に淹れられた紅茶と優しい甘さのワッフルでゆったりとした時間を過ごせました。

地域の魅力をじっくり感じながら、自分のペースで巡れるこういう小さな旅もいいなぁと改めて感じました。

また気になる神社やカフェを見つけたら、ふらりと出かけてご紹介していきたいと思います◎

たまの小旅行サイコー!!

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